「叙情詩」アトガキ。



長編といえば記憶喪失もの、と印象が自分でもあったりしたのですが(苦笑)
ロイでもエドでももう書いてしまったし、かと言って長編にするにはある程度テーマがなければいけない。
ということで今回はエドに非現実的な力を持ってもらい、そこを軸に書いてみました。


非現実的な力は”夢見”と名付けていますが、この単語は某漫画からですね…(苦笑)
未来を見る、ってところも同じです…(爆)
それでも後の母から子へ受け継がれること、目覚める条件などは色々試行錯誤で考えたのですが、
少しでも変な所があると後の話に繋がらないし(爆)
あと力のことを説明していく場面ではどう説明させて行くかなど、
今回は心情部分を描くことよりそっちに沢山悩まされた気がします(苦笑)


色々二人は思うことがあったんですが、
とにかく書きたかったのは、ロイとエド母が言った言葉でした。


自分が想うだけでも、相手が自分を想ってくれるだけでもダメで。
同じ想いで、相手を想うことで初めてそれは確かなものになるということ。
どれだけ想っていても、一方的では伝わっても同じ想いは返ってはこないんですね。
相手も同じ思いを持って自分を想ってくれていないと、何処かで擦れ違ってしまう。


だから互いを庇った時に、互いに嬉しくは思えなかった。
重荷になったり自分を追い詰めたりしてしまったのは、互いに同じ想いを持っていなかったからで。
自分で書いていて難ですが(爆)何と言ったらいいか分からないほど微妙な擦れ違いで(汗)
二人の場合、エドの力もあってこういう大きなことに発展したのですが、最後には気付くという。
特にエドは自分の感情が分からなかったので、擦れ違っていたことにすら気付いてなかったんですね。
だからロイに…8話辺りでエド母と同じことを言った時は気付けなくて。
最後エド母に言われて、ようやく初めからあった自分の想いに気付いたのです。
だから、最後の最後でやっと好きだと言えたんですね。
この辺りは話の最初から、最後に言わせようと考えていたのですが(苦笑)
ロイもロイでエドの気持ちを汲み取って、最後にロイは好きだ、ではなく愛してるで応えたのです。


最後の最後まで互いに凄い微妙な心情を抱えてたんですが、最後には気付いて、そして変わらぬ日々を送っている。
でも変わっているものは確かに互いの中にある。
微妙な変化ですが、そんな話が書きたかったのです(苦笑)


ちなみにタイトルは何時も通りのラルクなのですが、
最後ロイの独白の「季節が色を変えて〜」の辺りが、今回のイメージっぽいなということでこの曲を選びました。
曲調も歌詞も大好きな曲ですv


とまぁ二人が意識するキッカケからエドワードの告白までを目標に(笑)長々と書いてきて、
自分でも微妙な話だなと思うのですが(爆)
少しでも読んで下さった皆様の中に、こんな話あったなぁ程度でも残りましたら幸いですv


スローペースでの更新ということで、完結まで半年以上のお付き合い、
そして愛読、本当にありがとうございましたvv


06/02/05 橘明




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